行き止まりは、どこにもなかった

＿2

激撃激「むねはおおきい方がいいにきまってんだろ！」

ロドク「ﾊﾞｶﾔﾛｫｵｵｵｵｵｵｵ！！そんなんだからお前はいつまで経っても子供なんだよ！！」

閃光騨「設定上だけでしょ」

ロドク「そういう事言うなﾊﾞｶﾔﾛｫｵｵｵｵ！！棄てんぞｺﾗｧｱｱｱｱ！！」

ロドク「いいか、よく聞け。胸というのはな、育てる夢なのだよ！」

激撃激「そ、育てる夢？」

ロドク「お前は昔に何か植物を育てたりした事はないか？」

激撃激「あぁ、紫えんどう豆を育てた…枯れたけど」

ロドク「胸というのはそれに近い…育たずともそのものが思い出となる上に育てばこの上なくうれしいだろう。」

激撃激「な、なるほど・・・？」

ロドク「つまり、無くともそれは良いものであり、あれば尚よい。つまり胸そのものが夢を持つものなのだよ！」

閃光騨・激撃激「な、なんだってー！！」

死忘「って何を子供に吹き込んでんだこの変態ーー！！」

ロドク「あべしっ！！ひでぶっ！！」

ロドク「くっ…やるじゃないか…回し蹴りで2ヒットとはやるじゃないか…」

死忘「激撃激はともかく閃ちゃんを汚さないでよね！」

激撃激「おいどういういみだしわ姉！俺はよごれでいーのかｺﾗー！」

死忘「問題ない！！」

激撃激「せっかくねーちゃんの胸についてかんがえをあらためたというのに！」

死忘「誰が貧乳だ！！」

かてないさかな「全くもうこんな夜中に何を騒いでいるのやら。」

死忘「ロドクが貧乳っていじめるー」

ロドク「あれ、なんで俺になってんの？ゲキだぞいったの。」

かてないさかな「いいですか死忘、冷静になりなさい。事実はいじめになりません」

死忘「どういう意味だちくしょー！！」

ｶﾞｼｬｧﾝ！！

「うぉおおおおお！！」

ロドク「この騒ぎの中さらに何かが窓を割って侵入してきたーー！？」



・・・・・。



かてないさかな「はい、落ち着きました？」

死忘「すいませんでした。」

閃光騨「僕何もしてないけど…」

激撃激「はんせいはしている、こうかいはしていない！」

ロドク「引かぬ媚びぬ省みぬだ。」

「ふぅ。全くお前らと来たら…」

かてないさかな「とりあえず二名あとで刻む。そして平然となんであんた混じってんだ。誰だ。」

「私の名はレオン・シュタイナー。天界からやって来た英雄さ」

ロドク「最近俺と放送やってる人だよ。突如家に上がりこんでゲーム勝手にやってる」

シュタイナー「酷い紹介をするな！私はただ世界を救う旅にだな…」

かてないさかな「とりあえずガラスぶち破って入ってくる英雄なんかいないので回し蹴りですね。いけ死忘！」

死忘「了解！たぁっ！」

シュタイナー「ぐふっ！！く・・がはぁっ・・・！」

かてないさかな「うん、大げさですね。」

ロドク「そういう人だから気にせんでおいて。」

ロドク「つーか何しに来たんだこいつ。」


シュタイナー「お前たちには必殺技が足りない！」

かてないさかな「窓壊しといて意味が解らん。死忘、飛び膝蹴り。」

死忘「ｱｲﾖｰ」

シュタイナー「ぐわあぁああああ！」

ロドク「だから大げさだつってんだろ。」

かてないさかな「とりあえず初対面ですが大体どういう人かはすぐ掴めました。面倒な人だ。」

ロドク「そうだね。うん。間違いない。」

シュタイナー「私とてふざけてる訳ではない…人は皆、何かと戦う為に生きているのだから！」

ロドク「俺らにそれを言うのはアレだけどな。」

かてないさかな「ぶっちゃけ本体の性格的が元ですから、どのコテも“逃げる”事や“マイナスイメージ”から生まれてますし。」

死忘「戦うより逃げるの特化だよね。」

ロドク「俺なんか敵と対峙したら間違いなく戦いそうな雰囲気だしつつクラウチングスタートの構えとるわ。」

シュタイナー「そんな事ではいかんと言っている！」

ロドク「…うんまぁ、話題提供としては面白いと取っておいてやるよ。」

死忘「じゃぁ今回はそのテーマでぐだぐだ雑談する感じで」

シュタイナー「もう少しまじめにやってくれないか…頼むから」

かてないさかな「発想から厨二で不真面目なのによく言いますねあなた…まぁいいか。閃光騨も激撃激も参加しなさい」

激撃激「あ、いいのかー」

閃光騨「よくわかんないから離れてたのに。」

ロドク「どうせだから他の奴も呼んでくるか。ちょっとまってなー」




【雑談テーマ＠各自必殺技を持つとしたら】


ロドク「とはいってもな。俺ら東方の影響でみんなそれぞれ能力持ちだからな」

ロドク「もってねーのはシュタさんとかその他くらいでちゃんとしたコテは皆もってんぞ」

シュタイナー「そこからさらに掘り下げる形だ。」

かてないさかな「私の場合は能力では戦えませんからね。ほら、見ての通り」

差し出されたのは死忘と対戦してたオセロ盤。全て白で埋まっている。

かてないさかな「常に負けるとか使い道ないですよ」

シュタイナー「スパイとして送り込む形の方が君は良さそうだ…」

かてないさかな「ですね。チームとしての戦いならチーム丸ごと負けますから。私がいると」

死忘「じゃぁ除外かな。さかなは必殺技とかそういうタイプじゃないって事で。」

ロドク「その流れで行くと死忘も無理だな。能力は死者蘇生…補助向きだからな」

死忘「それがそうでもないんだよね。“死を忘れさせる能力”が僕の能力だから」

シュタイナー「・・・・何か嫌な気配と思って居たがそういう事か」

死忘「そうか、天界からは嫌われる能力だよね、僕のって。」

ロドク「どういう事だ？」

死忘「僕の能力はあくまで死んだ人の死んだ事実を忘れさせて動かす力だから…まぁさじ加減によっては完全復活じゃなくゾンビ的に蘇らせたりも」

シュタイナー「命に対する冒涜だ…本来感化出来る事ではない。」

ロドク「ははーん。そうなのか」

死忘「僕に能力つけた本人が忘れんな。…まぁ、そんな訳だからそれを利用して必殺技には出来るよ」

ロドク「なるほどなぁ。そうなると俺も行ける訳か。」

閃光騨「ロドクは一番強いんじゃないかなぁ」

ロドク「存在しないもの以外は棄てる事が出来るからな。例えば・・・」

ひょいっ

死忘「うわ！？なにこれ！僕色白になった！」

ロドク「人の体色なんかを捨てたり。」

ひょいっ

かてないさかな「あれ？…ちょっと死忘オセロしてみてくれます？」

死忘「え？うん・・・・」

かてないさかな「私の勝ちです」

死忘「あれ！？」

ロドク「人の能力を捨てたり」

ロドク「ちょっと激撃激こいよ」

激撃激「え、なにすんの？…ぬぉおおおおお！！」

ロドク「人の限界を捨てたり。」

閃光騨「うわっ！急に激撃激がマッチョにー！」

ロドク「かなり多岐に渡って使える能力だからな。」

ロドク「刃物の切れ味や投擲系の武器の推進力まで棄てる事が出来るぞ。」

シュタイナー「肉体強化に防御、果ては改造まで出来ると。」

ロドク「その代わり本人の性格は何でも投げ出しやすい性格になるという副作用が…」

かてないさかな「元からそんな性格だから身についた能力でしょうが。」

死忘「というか落ち着かないから戻して…」

激撃激「俺はこれでもいいなぁ。」

ロドク「んじゃ戻すわ。よいしょ」

死忘「ふぅ…」

ロドク「必殺技は強化しつつの特攻ってとこかな。うん」

激撃激「俺の場合はそう考えるもんでもねーな！これあるし！」

シュタイナー「ほう。武器を持っているのか。」

激撃激「銃は強ぇぞ！」

ロドク「お前のは特にな。弾切れねーし。」

かてないさかな「ちなみに私達も持ってたり。二刀流の太刀です。」

死忘「大鎌持ってるよ。」

ロドク「武器持ってる奴って思ったより居たんだなここの奴ら。」

糊塗霧隙羽「私の糊塗霧（ロボ）も武器といえば武器かな。」

ロドク「あ、やっと話に入ってきた。」

糊塗霧隙羽「入るタイミングが掴めなかったんだ…」

ロドク「他の面々もか？」

ユキ「私の場合はsiwaくん気になってそれどころじゃないなぁ」

ユキ「あ、ちなみに私も大鎌持ってるよ。お揃いだねー」

死忘「お揃いだー。」

ロドク「そしてよく考えたらヤキムシはしゃべらないんだった」

ロドク「あいつは火を撒くのがもう必殺技だしな。PKファイアー的な」

ロドク「んじゃ次閃ちゃん」

閃光騨「僕は…ほら人を呼ぶのが能力だからー」

ロドク「その人によって攻撃が決まる。パルプンテやらばよえーんって所だな」

死忘「要するに何が起こるか判らない系の。」

ロドク「それが必殺ってのもまた面白いかもな。」

ユキ「私の場合は水での攻撃やら補助やらが能力だから必然的にそれで必殺技だね。ヤキムシと同じ系統になるかな。」

ロドク「大変なのによく答えてくれたなぁ。拍手！」

パチパチパチパチ

ユキ「君たちってそういうとこ妙に団結するよねぇ…いる？ぶっちゃけ今の」

ロドク「と、まぁ大体こんなもんだな。あ、siwasugutikakuniは…」

siwasugutikakuni「…ヨントウリュウ」

ロドク「カタコトでわかりづれぇ…よんとう…りゅう？」

メキメキメキメキ

ユキ「うわ！siwaくんの背中から大きな腕が生えた！」

ロドク「あー、その腕で剣を持って、本来の腕でも剣を…それで四刀流と」

死忘「しかもsiwasugutikakuniの能力は相手より早く動く…」

ロドク「かわすのが不可能な剣とかこえーわ。マジで必殺の剣だな」

※ちなみに描写はないですが彼の本来の両手は肘から先が刃物になっております。

シュタイナー「なんだ、別にわざわざ考えなくとも意外と戦えそうだな。」

糊塗霧隙羽「私の能力なんか敵が来た事を無かった事に出来るんだぞ」

ロドク「現実否定、か。いやー。本当チートな奴ばかりだなぁうちは。。」

糊塗霧隙羽「集中しないと出来ないんだがな。その点はお前の能力よりはマシだ。」

ロドク「俺は幽体離脱でもされたらアウトなんだぜ？そこに在るけど存在してるものではないからな」

シュタイナー「私は満足だ、ここら辺で帰らせて頂こう。また来るぞ」

ロドク「あ、帰った。何しに来たんだアイツ。」

かてないさかな「厨二病成分を補給したかったのでは。」

ロドク「まぁ時間は潰せたからいいか。俺も帰るわ。」

かてないさかな「はーい、またどうぞ」

ロドク「あぁ、明日も仕事だというのにこんな時間に何してんだか。」※現在1時


つづく？